「似てる」「違う」を手放す(2)
相手の話を聞きながら、「私も同じ」「似てる」って思うことってありませんか?
そうすると、相手の話が終わったとみるやいなや、
「私の場合は、こんなかんじ」という、いかに自分たちが似ているかという証明をしたくなって、余分な言葉や説明を付け加えてしまいがちです。
「似てる」話をされた相手は、おそらく、微妙なニュアンスの違いに戸惑い、その微妙なニュアンスの違いを伝えたくなって・・・
結局、相手が本当に伝えたかった事は聞けなくなってしまうかもしれない。
もちろん「一緒だ~♪」と盛り上がることもあるでしょう。
でも、「似てるな」と感じながらもそれを脇において、よくよく聞いていると、本当はぜんぜん「違う」部分が見えてきたり、相手の一番言いたいことが聴こえてきたりします。
傾聴のコツは、「自分のことに意識」がいってしまったら、それをちょっと脇において、目の前の相手に興味関心を向け続けること、これがまず、第一歩。
(私と似てる)も(私と違う)も手放すことです。
それをわかっているのに、「この人私と似てる」と一部の話のことだけのことじゃなくて「方向性、大事にしているもの、感覚的なもの」の一致感を持ってしまった相手とは、甘えがでちゃうんですね。そこからの気づきは
こちらです。
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