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プロフィール
kaneshige
兼重尚子(かねしげたかこ)

人間関係ファシリテーター


ライフコーチ


米国CTI認定プロフェッショナルコーチ


ヴォイス認定ソースベーシックトレーナー


信濃町認定森林メディカルトレーナー


ネイチャーゲームリーダー


妙高アドベンチャープログラムファシリテーター


プロジェクトワイルドエジュケーター



兼重コーチング事務所代表


(株)コーチング・ラボ・ウエスト長野支部長


TEAM100 構成員


国際自然環境アウトドア専門学校非常勤講師


メール coach-kaneshige@nifty.com


久しぶりの・・

2015年05月31日

何年ぶりかに、更新します。
活動は継続しておりましたが、直接依頼案件のみで、こちらからは発信しない受け身モードで過ごしておりました。

少々思うところあり、またぼちぼちとこちらも発信していこうかなと思っています。

ひとつには、昨今のSNSやフェイスブック、ツイッターなどのツールに振り回されている感があります。
とりあえず、経験せずにはなにも言えないだろうと、ひととおり、開設してみましたが、有効活用できず。
それぞれの有効利用方法もあるなと思いつつ、まめさが足りないので、連動させたりする工夫もできず。

ただ、ファシリテーションやコーチング、人間関係において、実践を重ねていくうえで、私自身が体験したことや
思うことをブログにあげていくことは、そのような事例に関心をお持ちの方がいらっしゃれば、役に立つのかもと
思い、自分のための備忘録としても、書いていこうかと思うところです。

私が日常生活において、体験学習をしていることは、私のケースにおいてということになるので、どなたさまのケースにもあてはまるのかというと、そうではないと思いますが、ひとつの考え方、取り組みのケーススタディと思って、お読みいただければ幸いです。


  


こんな会議でいいの?

2012年02月13日

まちづくりとか非営利組織、異業種交流会に絡んだ会議に参加してびっくりしたこと。

★時間通りに終わらない。
★話がどんどん横にそれる。「今何の話をしているのですか?」と訊くとだれもわからない。
★いきなり「意見をどうぞ」といわれたが、何について意見を言えばいいのか、この時間のテーマが具体的にわからないところから始まった
★「総会」なのに式次第もなく、議長も選出されなかった。進行役もだれだかわからなかった。
★参加者はおおければ多いほどいろんな意見が聞けてよいということで、会の決定機関なのに、20人近くの会議参加メンバーがいる。結果、ものごとは決まらないし、出席率は下がる。
★時間がないからと言って、一部のメンバーで既に方向性を決め動き出しておきながら、会議で「どうですか?」と訊く。
★20人近くの会議参加メンバーの顔と名前も一致しない中で、進行役の指名で、わかってるひとだけで話して、決をとるわけでもなく、なんとなくの流れで進行役が、ではこの方向で行きましょうと物事が決定していく。
★最近会議が開かれないなぁと思ったら、一部のコアメンバーだけで物事が進んでいき、年に1、2度、報告のための会議だけが行われる。
★一部の人だけがもりあがって、どんどん話が先に進んでいくので、その方向で合意が取れているのかどうかもわからず、自分も含めどんどんほかのメンバーが取り残されていくのを見かねて、「今は何について話しているのか?どんどん先に進んでいくのでついていけないかんじがするのですが、私だけでしょうか?ほかの人はどうか?」と発言したら、ほかのひとは、さぁ?と首をかしげる。
もりあがっていたメンバーの一人は「ついてこれないやつが悪い。話したい人だけが話せばいいのだ」


これらは、複数の別の会議で起こったことを寄せ集め。

訊いた話だと
★時間通りにおわらないどころか、夜の会議が日付をまたいでもまだ収集がつかないという事態があったとか。
★トップがやりたいことをやらせるための会議で、メンバーの話を聴かないだけじゃなく、意見や要望を力でねじふせる・・・ということもあるとか。
★最後の事例の「話したい人だけが話せばいいのだ」と言った人は教育機関の運営に関わっているとか。

みなさんの会議はどうですか?



  


森のようちえん全国フォーラムがありました

2011年10月30日

 kaneshige at 22:57  | Comments(2) | 活動報告
久しぶりの更新です。

新潟県妙高市の国立妙高自然の家にて「森のようちえん全国フォーラム」が開催されました。
http://www.morinoyouchien.org/modules/tinyd0/
10月28,29,30日の3日間です。

森のようちえんって知っていますか?

私の友人が素敵な活動をしています。

ピッコロ
ここのブログがとても素敵です。ぜひ読んでみてください。

てくてく

私は、ファシリテーターとして、
分科会のひとつ、【MEETING】を担当しました。
100人ほどの方が体育館のような場所に集まり、関心のあるテーマを出し合い、最終的に10のグループに分かれて話し合いを行いました。
大所帯になってしまったテーマは自主的に二つに別れ、ちょうどよい人数になりました。

みなさんが出し合ったテーマで自然にグループわけがなされ、場所が決まり、そこに集ったメンバーが自主的に進行を行い、模造紙に記録もとられました。
45分程度の話し合いがなされ、全体シェアをして終了。

参加者の感想は
「いろいろな興味を持った混成チームでしたがとても楽しい話し合いでした。まず夢をみよう」
「夢を語る、聞いてもらうと、やれるかな?やれそうな気がしてきた!と思えました。ありがとう」
「同じ思いを共有する人たちとの語り合いは刺激的でした」
「違う立場でそれぞれの信念に基づいた考えを持っているので、それぞれが違い、ケンカになりそうなくらい熱かった。でもそれだけ熱い思いをもっている人たち。面白かった!」
「自分の悩みを語って、みんながアドバイスをくれて・・・そういうことが、ありがたかったし、役に立った。」などなど。

私は、共通の関心のあるテーマを持った人たちが集まって語れる場を作るだけ。

最初の設定から参加者の人数もふたを開けてみなければわからないというドキドキの状況でしたが、臨機応変、その場で対応、スタッフのサポートを受けて、無事終了できました。


フォーラム全体を通じて「こうでなければならない」というものはなく、ゆるやかな雰囲気の中、その場の目的に合わせ、臨機応変、実行委員とスタッフのその場に応じた柔軟な対応とチームワークに支えられていたように感じます。
一年も前から何度も何度も打ち合わせをして準備をしてきたからこそですね。
この場に立ち会えたことも、うれしく思いました。
  


長野市内でワールドカフェがあります1月15日

2011年01月11日

長野市内でワールドカフェが行われます。
長野でワールドカフェに参加するのは始めてなので、どんな方たちが主催されているのでしょうか?
出会いにわくわくしています。
どうやら若者みたい。ちょっとドキドキ。

主催者のサイトを見ると、過去2回実施され、少しづつ参加人数が増えている模様。
「ワールドカフェ」という対話の方法に関心のある方、お話したい方、まずは参加してみませんか?

*ワールドカフェは、カフェのようにリラックスした空間で、4,5人のグループで対話します。
20分から30分を1ラウンドとし、通常3ラウンドの対話をメンバーをシャッフルして行います。
1R終わると一人をテーブルホストとして残し、ほかのメンバーは別のテーブルに移動します。
テーブルホストは先ほどのラウンドでこのテーブルではどんなことが話されたのかを伝えます。
対話は少人数で行いますが、多くの人の考えに触れられる仕組みになっています。
詳細は体験してくださいませ。


日時) H23年1月15日(土)  開場18時 開始19時頃

テーマ「何のために人は働くと思いますか?」

会費) 1000円(ワンドリンク+軽食付き)

場所)  slow cafe ずくなし 2階(店の外階段をあがります)

     当日、膝掛けなど暖かい物があると便利

問い合わせ)荻原さん pkiyetnumidcghyujik@yahoo.co.jp


主催 Nagano wold cafe
http://nagano-world-cafe.seesaa.net/  


ダイアログキャンプとコーチングの違い2(コーチングとは)

2011年01月09日

 kaneshige at 08:00  | Comments(0) | 各種説明
前の記事の続きです。

「ダイアログキャンプとコーチングの違いって何ですか?」という問に答える前に
まずふたつの概念をお話する必要があります。

ダイアログキャンプとコーチングを比較するよりもダイアログキャンプとファシリテーションのほうが、実は比較しやすいのです。

【コーチング】と【ファシリテーション】というものがあります。

【コーチング】
コーチングを行う人をコーチといいます。コーチングを利用する人のことをクライアントといいます。
基本的には1対1のスタイルで、コーチはクライアントの自己内対話を促進します。

【ファシリテーション】
ファシリテーションを行う人をファシリテーターといいます。
グループと関わり、グループの対話を促進します。

コーチングとファシリテーションはどちらも「促進」が共通ですが、1対1なのか、グループなのかという違いがあります。
コーチングにもグループコーチングというものがありますが、関わり方は少し違ってきます。

ここでは【コーチング】をもう少し説明してみたいと思います。


コーチングを行う人をコーチといいます。コーチングを活用する人のことをクライアントといいます。
基本的には1対1のスタイルで、コーチはクライアントの自己内対話を促進します。

コーチングの活用の仕方はいろいろあります。

1) プロコーチを個人が雇うケース
     経営者・会社員・自営業・主婦・学生 いろんな可能性があります
     夢の実現・転職・経営方針の決断・人間関係の改善・キャリアの方向性・
     受験・そのほかいろいろ

2) セミナーや研修に参加してコーチングを身につけ、対人関係に生かすケース
    ①上司が部下に、親が子に、リーダーがフォロワーに対し・・・という指導的立場の方          が、相手の自主性ややる気を引き出す関わり方として
    ②日常の対人関係で、上手に相談に乗りたいかた

3) セミナーに参加してコーチングを身につけ、自分自身に生かすケース(セルフコーチング)
    人と比較したり、失敗をすべて自分のせいにしてしまったりと、落ち込みやすい考え方の方が、無    理せず前向きな考えが浮かぶ問いかけや、考え方として

1)のプロコーチを個人が雇うケースにおいて
プロコーチは、たとえばクライアントのもやもやしている気持ちや考えを整理したり、明確化したり、決断のための選択肢を広げるサポートをしたりします。
そのためにコーチが行うことは、聴くことです。
ただ聴くだけでなく、聞こえてきたことをクライアント自身にていねいに返すことで、クライアントが自分の本当の思いや考えを確認したり、気がついたりしていきます。
コーチはクライアントの言葉だけでなく、言葉にしていない思い、本人さえ気がついていないかもしれないことを鏡のような存在となって伝えていきます。直感さえ使います。
コーチが伝えることは「正しいこと」ではなく、クライアントが自分で吟味し、整理するための材料です。
コーチとクライアントの関係は「教える人」「教えられる人」ではありません。

コーチに求められることは、クライアントを信じることです。
クライアントは迷える子羊ではなく、自らの答えを見つけ出すことの出来る、力のある存在であると信じています。

クライアントに求められることは、コーチに依存するのではなく、自らの内側を探求し、
コーチを自主的に活用することです。主導権はクライアントにあります。


2)のあなたが学んでコーチングを身につける場合
コーチングは日本では企業内で上司が部下のやる気や自主性を引き出すと効果があるということで、広まりました。
それとともに、上司がコーチングを身に着けて部下の様子を気にかけたり、声をかけたりすることは、部下のうつ病予防にも期待されています。
アメリカでは、優秀な社員へのインセンティブとしてコーチをつけました。優秀な社員はコーチによりさらに、力を発揮します。

他者を変えるのは大変ですが、自分のコミュニケーションスタイルを見直し、関わっていくことで、変化を作り出していくことができます。
指示待ち部下が、自ら提案を持ってきたり、行動を起こしたりするようになるには、コーチ自身のありかたを見つめていく必要もあります。変化をおこすのに時間がかかるケースもありますが、すぐに変化が現れる場合もあります。

そしてなんでもそうですが、万能なものというのはありません。コーチングもリーダーシップのひとつの形として、あなたの人との関わりの基本スタンス(BEING)として有効ですが、方法はいろいろあります。
相手や状況によって使い分ける、賢いリーダー、親でありたいものです。


3)セルフコーチング
自分で自分をコーチすることです。誰にでもお勧めです。

反省ではなく、「ふりかえり」を有効に行うことが出来ます。
どうどうめぐりの内省から、解決方法を見出す問いを知りましょう。

たとえば悲観的になりがちな方。
自分を責めてしまう傾向のある方。
楽観的になれと、前向きがいいのだと言われても、すぐに変わることなどできませんよね。それにいつでも楽観的がいいのかというとそうでもありません。
悲観的な方は、リスクに敏感です。前もって手を打つことができるのは強みです。
そこにコーチングの問の発し方や自己基盤の作り方を知って取り組むことは、無理せず、自分の気持ちが楽になるヒントとなるでしょう。


と、コーチングについてはここでいったん筆をおきます。
 
続きはまた明日。



  


ダイアログキャンプとコーチングの違いってなんですか?

2011年01月08日

 kaneshige at 13:19  | Comments(2) | 各種説明
ダイアログキャンプのお知らせをしたら、コーチングに関心のある方から「コーチングとどう違うのですか?」と質問をいただきました。

そのようなときには、まずは、相手の方に問いを投げます。
そのほうが、ピンポイントで相手の知りたいことに近いことを応えられるからです。

「あなたはなぜコーチングに関心を持たれたのですか?」
「コーチングのどんなところが、あなたの役に立つかもしれないと思わせたのですか?」

コーチングに関心を持っている方でも、セミナーに参加してコーチングを身につけたいと思っているかもしれないし、自分の夢や目標達成のためなど、自分自身の決断のためにコーチを雇いたい人もいます。

おそらく、コーチングに関心を寄せてくださった方には、ダイアログキャンプも、なんらかの気づきやヒントがあると思います。
しかし、今のあなたが欲することに近いことなのかどうかはわかりません。

そんなわけで、まず質問させていただきました。

とはいえ、質問されたのに質問返しで終わるのも失礼かと思ったので、説明にチャレンジしたところ、やはり長文になりました(^^;

せっかくなので、このブログにも掲載したいと思います。 明日に続く  


ダイアログ・キャンプのご案内

2011年01月07日

同じものを大事にする仲間を迎え、下記のような一泊2日の対話の会を行います。
この会は、必要経費を頭割りする形で行い、非営利です。
この案内文にピン!ときた方。気になるかた。是非ご参加ください。

【ダイアログキャンプinながの】

ファシリテーターがいない、予め決められた課題やテーマがないグループの中で、「今ここ」での「かかわり」を積み重ね「一人ひとりが、その人らしくありながら、みなが共にある」ことを可能にする対話の体験を試みます。

ファシリテーターがいない、予め課題やテーマが決められていないグループの中で起こる「今ここ」でのプロセスに焦点を当て、対話を試みる体験から、自分のありようや人との関わりを改めて見つめなおすことを目的としています。

 ファシリテーションは、単なる技術ではなく、その技術の前提となる、人間、そして人と人がかかわることに関する、ファシリテーター自身の信念・態度・価値観が自然と現れるものです。そこで、この対話編で、日常とは違った形で、人と人がかかわるということを改めて体験し、自分の人間・人間関係観をじっくりと見つめなおすことは貴重な体験になるのではないかと考えています。
  
【日時】2011年5月28日(土)12:00~23:00 29日(日)9:00~18:00
    ※1泊2日の宿泊となります。
    ※2日のお昼ごはんからご一緒しましょう。

【定員】先着7名(ほかに発起人2名と今回2人をお招きした私もメンバーとして最大人数は10名となります)

【場所】独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立妙高青少年自然の家
    住所:新潟県妙高市大字関山6323-2 電話:0255-82-4321
    詳しくは→http://myoko.niye.go.jp/

【世話人】兼重尚子(このブログの管理者です)

【参加費】9000円~14000円程度(会場費・宿泊費・食費等・経費を人数割します)        
     ※参加者数によって参加費が変わります。

      お支払方法は、申し込みをいただきましたら、追ってお知らせします。


【申込み】現地世話人 兼重尚子
     E-mail coach-kaneshige@nifty.com 
     携帯  090-2523-3348

     
【締め切り】定員に達し次第締め切りとさせていただきます。  


詳細はこちらのHPをご覧ください。参加者の声などもあります。

【inながの】といいつつ、新潟県じゃん!と突っ込みどころもありますが、現地世話人が長野県在住のため、ながのと銘打っています。お許しを。
今回の様子をみて、次回は黒姫のペンションにて実施したいと考えています!  


主任対象のコーチング研修

2010年07月01日

 kaneshige at 09:30  | Comments(0) | コーチング
販売・サービス業の企業さんの6ヶ月6回の主任研修が終了。

当初は管理職への導入をお考えでしたが、紆余曲折あり、新任主任さんへの導入となりました。

リーダーとして、若手をひっぱっていく役割に、何をしたらいいのかな?どう指導したらいいのだろうと悩む彼らの思いを引き出し、そこから研修企画を起こされた担当のかたの思いと、彼らのニーズに合わせた研修内容の実施は、すぐに効果を発揮しました。

主任さんは早速、現場で応用し、最初の一ヶ月ですぐに変化を起こしました。
6ヶ月後の最終回は、これまでのふりかえりをし、みんなで成果報告と、今後について話す数時間でしたが、それぞれが、自信を持って部下たちと関わっているのがわかります。


本来ならトップから順番にコーチングを導入し、会社のカルチャーとしてコーチングが根付くのが一番。
トップが部長や、課長の声に耳を傾け思いを受け止め、任せるようになれば、その下のクラスの人は、同じ指導方法をきっと真似ていくんじゃないでしょうか?
その効果を実感として持っているので、研修を導入するにも主体的に取り組んでもらえるのでは?

ところが、実際は中間管理職に実施するケースばかりなのです。




発想を変えて、頭の固くなりがちな年齢の高い層を変えていこうと研修を行うよりも、今回の主任研修のように、必要性を感じている人たちに研修をして、彼ら発信の変化を起こすというのもありかもしれません。

彼らは口々に言いました。前は自分が何かしてあげなきゃと思っていてあせっていたけど、今は楽になった。一緒にやっていく。相手の考えを聞けば、ちゃんと返ってくる。
ちゃんと気づいて声をかけたらいいんだ。


もしかしたら、彼らは、部下に耳を傾け、ねぎらい、仕事を任せて実績をあげていても、
直属の上司には、話や思いを聴いてもらえず、板ばさみとなって苦しい思いをするのかもしれません。
でも、そこを乗り越え、彼らが実績を上げ、会社を担っていく階段をあがっていったら・・・


この研修を企画された担当のKさんの思い、参加された主任さんたちの頑張りに触れ、継続して応援していきたいなぁと思うのです。

  


医療関係者のコミュニケーション

2010年06月30日

最近病院通いが続く。
結果、なんでもないのだけど、そこでのやりとりには、考えさせられます。
ここでは一つ目の話を。


まずは、健康診断で乳房健診・・いわゆるマンモグラフィーというやつです。
撮影して、外来外科へ。そして触診。

「んー、ちょっと硬いところがあるので、念のため超音波やっておきましょう。」


あくまでも「念のため」とのこと。
微妙に思いつつ・・それでも気軽な気持ちで、超音波の予約をして帰りました。


同じ病院で一週間後超音波健診。
技師さんが、今やっていることの説明をしながら、撮影をする。
「怪しいところを撮影してるんですか?」とたずねると「それもあるけど、ま、記念撮影みたいなもんだね。」

わかったような、わからないような。

その後、画面を見せながら、ここが表皮、ここが脂肪、乳腺、筋肉・・と説明してくれた。

「で、どうだったんですか?」とたずねると
「カルテ記入しますから、外で待っていてください。詳細は外科の先生のところで。」


んー、技師さんは医者じゃないから診断はできませんっていうことなんだろうなぁと思いつつ、ちょっとなぁ・・・少々不安にさせる対応だなぁ・・・と、お医者様の診断を待つ。


名前が呼ばれ先生の元に行くと、
「問題ありません。」とひとこと。

え?と次の言葉を待っていたら、
「定期的に診断を受けてくださいね。それでは・・・」

と終了。


看護師さんも退室を促し「定期的に診断をうけてくださいね」と。




・・・・・・




なんじゃそりゃ??







不安にさせて、結果、なんの説明もなく「問題ない」「定期的に」って。

硬いところがあったんだよね?
で、「定期的に」って言われたら、気にしやすい人はとっても気になるぞ!



私は、こういう医者の対応の思考パターンには慣れてきたので、そんなに気にはしません。
でも、知りたいので受付に行くまでの間に自分でカルテを見た。

「○○部硬結」というのが2箇所。そのほかに「豹紋柄様」という文字が。
そして「悪性腫瘍(-)」

ああ、この硬結ってのが、「硬いところ」があったってことね。超音波でなにか柄が見えたけど、両方とも悪性じゃないよっていうことで、「問題ない」なわけか。
で、わからないけど、もしかしたら「豹紋柄様」ってのが何かに変化するかもしれないし、しないかもしれないけど、「なんにもおこっていない」わけではないから「定期的に」診断を受けたほうがいいよっていうことか。

でもわからないひとは「悪性腫瘍」っていう言葉がある時点でパニックになるだろうなぁ・・



それにしても・・・
この対応はクレームや不信の元だと思う。


医者と患者という図式では、どうしても患者の立場は弱いし、わからないことが多い。
もう少し患者の身になって、丁寧な説明ができるのでは?このくらいの説明にたいした時間はかからないはず。

医者は絶対コミュニケーションを学ぶ必要があるだろう。


医者不足で仕方ないというのなら、説明のためだけのインターンとか看護師とかを配置したらどうなんでしょう?
医者は「問題ありません」と判断し、詳細は説明担当員が担当する。質問に答える。医師でないと応えられない質問については、医師に戻す。
まぁ、そういうことがこれまでされていないというのは、何か理由があるのかもしれないけど。


結局、医者と患者の間に十分なコミュニケーションがないから、当然信頼関係も築けず、なにかあったときに、医療ミスとして訴えられるということがあるように思うなぁ。
十分にコミュニケーションがあり、必要な情報や、患者が知りたいことについての情報も提供され、医師への信頼があったなら、リスクも患者は承知しているし、医師への訴訟だって減るんじゃないだろうか。


医療関係者が患者とのコミュニケーションを大事にしていったなら、訴訟も減り、医療関係者のストレスも減り、医療関係者への尊敬の念も高まり、自らも医療従事者になりたいと思う人も増え、いい循環が始まるのでは?

ことは、そう単純なことではないとは思いますが、時間はかかるけど、可能性のある解決策のひとつになるように思うのは、私だけかしら・・・


  


研修のウラテーマ

2010年06月24日

 kaneshige at 07:57  | Comments(0) | 思うこと
研修のお仕事というと、コーチングやらコミュニケーション、指導力等の名目が先には来ているけど、「参加者同士のむすびつきを強める」とか「相談しあえる関係に」とか「雑談ではなく、もう少し深い対話を」といった「隠れテーマ」のニーズのほうの強さを感じます。

実施すると、お互いを知らないから、挨拶さえしづらいという状況が、一変したり。

普段から顔を合わせ、挨拶や雑談はするけど、あまり会話とか対話という類のものをしたことがない関係から、そんな話をする場を作っただけど、今までとちょっと関係が変わったり。

「聞き方」をちょっと変えてみてもらっただけで、いつもより深い話になって、相手のことを知ることが出来たり。



研修後「近所の人や、職場で、今回のような話をしたり、聴いたりしたいけど、(なにいってるの?このひと?)と、冷めた目で見られそうだし、ちゃんと聴いてもらえる気がしない。」とか「こういう話を普段したことがないけど、みんな似たようなことを感じたり、考えたりしているんだなぁと知って安心した」
という感想を聞く。



私は、対話の場、聞いてもらえる場を作りたいと思っていますが、何も新たに場を設定しなくても、私の今の仕事は結果的にそのような場になっているようです。


この仕事をしていて感じるのは、誰もが自分のことを知って欲しい、聞いてほしいと思っているということ。
深い対話に、本当は飢えているのではということ。


大人たちが、十分に気持ちや考えを話し、聞いてもらえる関係性を作っていたら。
大人たちに余裕が生まれ、自然に子どもたちの話も聴けるようになるのではないでしょうか。

あるいは
大人たちが、好きなことをしっかりとやり、自分を大切にし、充実した人生を送っていたら・・・
子どもの人生にも、もっと肝要でいられるんじゃないだろうか・・・


私の思いです。   


変化を起こすには・・(リーダーシップ)

2010年05月19日

 kaneshige at 18:39  | Comments(0)
先日テレビでもやっていましたが、
多くの人を動かすためには3人が必要だって。


知人のブログにそれを端的に伝えるyoutub画像があったので、ご紹介します。


http://www.ted.com/talks/lang/jpn/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html

あなたもフォロワーになりませんか?  


人間関係を学びたい人のためのサイトオープン!

2010年05月06日

5月1日にオープンしたばかりです。

今後コンテンツも充実していくと思いますが、まずは人間関係ファシリテーションに関わる人たちが登録されています。

各人のブログやHPにアクセスしてみてください。
なにかヒントがあるかも?

人間関係を学びたい人のためのサイト・のろまひと

職場、学校、家庭また地域社会などいろいろな場面で
人と人とのつながり、人と人との輪、人と人との絆、人と人との縁を
大切にしたいと思っている人のための人間関係応援サイトです。
誰でも、いつでもこのサイトからのろまひと(*人間関係ファシリテーター)
にどうぞつながってください。きっとよい手がかりが得られると思います。
のろまひとサイト運営委員会 代表 田崎哲夫    

                    (のろまひと トップページより引用)  


日和カフェDEコーチング5月11日(火)

2010年05月06日

 kaneshige at 12:06  | Comments(0) | コーチング
昨年から実施している【日和カフェDEコーチング】ですが、毎月第一火曜日に実施しています。
次回は5月11日(火)です。

これまで、産業カウンセラー、企業にお勤めの総務の方、採用担当の方、コーチングを勉強している方、経営者の方、店長さん、管理職の方、教育に携わる方、主婦、ファイナンシャルプランナー、
さまざまな方がコーチングを体験されました。

【こんなひとにお勧めです】
コーチングを本で読んでみたけどいまひとつよくわからない。
本で学んで実践しているつもりだけど、自分のやっていることはちゃんとコーチングになっているんだろうか?
実現したい目標がある!もっと実現を加速したい!あるいは、サポートしてくれる人が欲しい!
明確に言葉にならないけど、気になっていることがある
なんとかしたいことがある。
夢があるけど、誰にも話したことがない。安心して話せる相手がいたらな・・・
このもやもやをどうにかしたい。
目標があるのだけど、やる気が出ない・・・・目標に向かって踏み出したい!

日時)5月11日(火)
18時~
19時~
20時~

各時間帯要予約で1名様づつ。

場所)ぱてぃお大門内 日和カフェ

毎回、2名から4名のコーチが、お待ちしています。
4人のメンバーのバックグラウンドや、得意とすることはさまざま。
男性2名女性2名が参画しています。

あなたのお話したいこと、取り組んでみたいことをテーマにクライアントとしてコーチングの体験をすることができます。
また、コーチングについて質問してみたいこと、研修などのご相談もOKです。

1時間ちょっとご予定してお越しください。
コーチングは40分程度。

お申し込みは coach-kaneshige@nifty.com へ

日和カフェの場所や詳細、日和カフェDEコーチングのブログはこちらのページからどうぞ!

  


味噌作りファシリテーション??

2010年04月23日

14名で十一斗(11樽)の味噌作り。私のファシリテーションの師匠の毎年のイベントに参加した。


味噌作り当日から参加することも出来るけど、1斗あたり、2.5升の大豆を使うから、その11倍だから結構なもの。前日にマメを洗い、水につけておくとこから味噌作りは始まるが、その大量の豆を洗う大変さを想像できるか否か、そのあたりから、人間関係は始まる気がする。

薪に火をつけるところから始まって、大豆が茹で上がるには2時間かかるということ。
お昼を食べてかたづけて解散するためには、9時には茹で上がっている必要があると企画者である師匠から前の晩に情報提供がある。


誰かが、これやって、あれやってと指示するわけではない。
朝早く起きた人が、薪に火をつけて、大釜で大豆をゆでる。
薪の番をする。かきまぜる。あくをとる。

その間、目が覚めた者、到着した者は、「久しぶり!」「始めまして!」とコミュニケーションを楽しみつつ、思い思いに、自分のできる仕事を探す。朝食の準備を手伝う者、道具をだしてくる者、味噌作りをする会場となる部屋のかたづけをする者。
ここは、コミュニケーションに積極的なひとじゃなくても、年齢も性別も職業もバックグラウンドも様々な人があつまるけど、無理にコミュニケーションをとらなくても、それぞれの居場所があって、どうやら居心地がいいらしい。


朝食が出来たら、手の空いている人から食事をし、あとかたづけをする。

その後、米麹、麦麹、塩の分量をはかり、11に分けるひとたち。
「アメ」と呼ばれる大豆のゆで汁をさますひとたち。
大豆と麹を混ぜる場所をセッティングする人たち。
大豆をミンサーで
(家庭用電動式豆ひき機)
ミンチにする人たち。

誰も指示していないのが面白い。
もちろん、お互いにリーダーシップを発揮して、あーでもないこーでもないとやってはいるけど。
企画者である師匠は、道具を出して、材料の配分などが一覧表になっているだけ。
参加者と近況を話したり、味噌作り談義をしたりしている。

準備が整ったら、誰が最初に作り始めるか?一度に作れるのは2斗分、ふたり。

「誰もやらないんなら、先にやっちゃおうかなー」と師匠が作り始めると、それを見習って誰かが始める。
見よう見まねでやったり、質問したり。


有料の講習会ではない。師匠は会場と、材料の手配と企画をしてくれて費用は実費だけ。
教える人、教えられる人という関係がない。

もちろん、経験者は、請われれば教えるし、おかしなことをやっている人がいれば、それを伝える人もいる。先にやった人が先生となり、初めての人にやりかたを教えたり。

経験者が多いというのもあるけど、このような場を作るのもファシリテーターの師匠ならではだなと、そんな視点でも、味噌作りを楽しみました。

中山間地のまちおこしイベントが、こんなかんじだと、それこそ第二のふるさとのようになるんじゃないかしら?自然に人間関係ができて・・・


私は・・・というと、2回目ということもあり、全体を見渡しながら、全工程を覚えるべく、ひとつの作業をしたらそれだけをずっとやるのではなく、誰かが入ったら、その場を譲り渡し、別の工程を見学し、おしゃべりをし、理由のわからないところは、質問したりして、あちこち渡り歩いて人との交流と味噌作りを楽しみました。


そうだ・・
今度、専門学校の生徒も連れて行こうかな。
ああいう場作りもきっと勉強になるはず~。

【会議運営ファシリテーター養成セミナー】5月16日・17日
http://coachkaneshige.cocolog-nifty.com/_kaneshigenews/2010/03/post-b2f9.html

【日和カフェDEコーチング~コーチング・クライアント体験会~5月11日(火)】http://facilitation.naganoblog.jp/e425857.html
  


お笑い芸人と学者さんたち

2010年04月22日

 kaneshige at 18:53  | Comments(0) | 思うこと
「ホンマでっか?!人生相談」さんまの番組ですが。

脳科学の澤口先生の、無表情で事務的な対応に、痛がる芸人。
「やさしくお願いします」と突っ込むさんま。

面白すぎる。
当人の澤口先生は自分がしていることや相手にどのような印象をあたえたのか、すぐには理解できない。
でもさんまのかかわりにあちゃーと思わず笑いながら受け入れる。
ま、対応はすぐには変えられないのだけど(笑)


さんまのフォローの仕方。澤口先生にお願いしたり、状況を説明したりするさんま。
すごいなー。ファシリテーターだなー。
あのタイミング、受け答え、つっこみ。

ブラックマヨネーズの小杉もいい。

芸人ってすごいなー。
「えっ?!」って思ったこと、内側で起こっていること、気持ちを、ちゃんと口に出す。
それを、非難ではなく、明るく笑いに変える。


人間関係を学びたかったら、あるいはファシリテーションを学びたかったら
お笑いのひとを研究したり、お笑いを学んだりするといい。

それにしても、ここに出ている先生方は、知識だけだなぁ。
あがり症を治すには・・・の説明している先生は自分が出来ていないのを知っているし、
子どもの教育について語る若い女性の先生は子どもはいない。
奥さんへの対応について「ほめるといいんですよ」と語る澤口先生は、人をほめているようには思えないし・・・とても人間関係をうまくやれる人には見えない(^^;

ギャップの面白さで人を選んだのかしら?

【会議運営ファシリテーター養成セミナー】5月16日・17日
http://coachkaneshige.cocolog-nifty.com/_kaneshigenews/2010/03/post-b2f9.html

【日和カフェDEコーチング~コーチング・クライアント体験会~5月11日(火)】http://facilitation.naganoblog.jp/e425857.html


  


コーチング クライアント体験会

2010年04月05日

 kaneshige at 23:00  | Comments(0) | コーチング
コーチングを学んだけど、プロのコーチングは受けたことがない・・・・

コーチングって興味あるけど本当に役に立つのかなぁ・・・・

実現したいことがあるんだけど、どうやったら実現できるかなぁ・・・

改善したいことがあるんだけど、なかなか腰があがらなくて・・・・そろそろ行動をおこしたいんだけどな・・・
きっかけになるといいなぁ・・

そんなあなたに。


第1火曜日は、
hiyori café(日和カフェ)へ
Co-Active Coaching®のクライアント
体験会があります。


○もっと自分を知りたい人
○もっと自分にこだわりたい人
○もっと自分を極めたい人
○もっと自分を大切にしたい人
○もっと自分らしく生きたい人
○もっと自分を大きくしたい人

もっと「自分」に磨きをかけたい方
気軽にどうぞ!

■hiyori café(日和カフェ)
18:00~
19:00~
20:00~

各1名 60分
お1人3,000円
ペア割り5,000円(税込)
先着3組! (要予約)

気軽に、
hiyori café(日和カフェ)へお出かけ下さい。

当日突然いらっしゃるのもOKです。
空いているコーチが可能なときには対応しますが、対応できない場合もございます。
雰囲気をのぞきにくるだけでも歓迎です。
お気軽にどうぞ!

奥のスペース、もしくは旗の立っているテーブルにお越しください。

【会議運営ファシリテーター養成セミナー】5月16日・17日
http://coachkaneshige.cocolog-nifty.com/_kaneshigenews/2010/03/post-b2f9.html

【日和カフェDEコーチング~コーチング・クライアント体験会~4月6日(火)】http://facilitation.naganoblog.jp/e425857.html
  


お笑い芸人と学者さんたち

2010年04月05日

 kaneshige at 22:19  | Comments(0) | 思うこと
「ホンマでっか?!人生相談」さんまの番組ですが。

脳科学の澤口先生の、無表情で事務的な対応に、痛がる芸人。
「やさしくお願いします」と突っ込むさんま。

面白すぎる。
当人の澤口先生は自分がしていることや相手にどのような印象をあたえたのか、すぐには理解できない。
でもさんまのかかわりにあちゃーと思わず笑いながら受け入れる。
ま、対応はすぐには変えられないのだけど(笑)


さんまのフォローの仕方。澤口先生にお願いしたり、状況を説明したりするさんま。
すごいなー。ファシリテーターだなー。
あのタイミング、受け答え、つっこみ。

ブラックマヨネーズの小杉もいい。

芸人ってすごいなー。
「えっ?!」って思ったこと、内側で起こっていること、気持ちを、ちゃんと口に出す。
それを、非難ではなく、明るく笑いに変える。


人間関係を学びたかったら、あるいはファシリテーションを学びたかったら
お笑いのひとを研究したり、お笑いを学んだりするといいかも。

それにしても、ここに出ている先生方は、知識だけだなぁ。
あがり症を治すには・・・の説明している先生は自分が出来ていないのを知っているし、
子どもの教育について語る若い女性の先生は子どもはいない。
奥さんへの対応について「ほめるといいんですよ」と語る澤口先生は、人をほめているようには思えないし・・・とても人間関係をうまくやれる人には見えない(^^;

ギャップの面白さで人を選んだのかしら?

【会議運営ファシリテーター養成セミナー】5月16日・17日
http://coachkaneshige.cocolog-nifty.com/_kaneshigenews/2010/03/post-b2f9.html

【日和カフェDEコーチング~コーチング・クライアント体験会~4月6日(火)】http://facilitation.naganoblog.jp/e425857.html
  


味噌作りファシリテーション??

2010年03月29日

 kaneshige at 13:05  | Comments(0) | 思うこと
14名で十一斗(11樽)の味噌作り。私のファシリテーションの師匠の毎年のイベントに参加する。


味噌作り当日から参加することも出来るけど、1斗あたり、2.5升の大豆を使うから、その11倍だから結構なもの。前日にマメを洗い、水につけておくとこから味噌作りは始まるが、その大量の豆を洗う大変さを想像できるか否か、そのあたりから、人間関係は始まる気がする。

薪に火をつけるところから始まって、大豆が茹で上がるには2時間かかるということ。
お昼を食べてかたづけて解散するためには、9時には茹で上がっている必要があると企画者である師匠から前の晩に情報提供がある。


誰かが、これやって、あれやってと指示するわけではない。
朝早く起きた人が、薪に火をつけて、大釜で大豆をゆでる。
薪の番をする。かきまぜる。あくをとる。

その間、目が覚めた者、到着した者は、「久しぶり!」「始めまして!」とコミュニケーションを楽しみつつ、思い思いに、自分のできる仕事を探す。朝食の準備を手伝う者、道具をだしてくる者、味噌作りをする会場となる部屋のかたづけをする者。
ここは、コミュニケーションに積極的なひとじゃなくても、年齢も性別も職業もバックグラウンドも様々な人があつまるけど、無理にコミュニケーションをとらなくても、それぞれの居場所があって、どうやら居心地がいいらしい。


朝食が出来たら、手の空いている人から食事をし、あとかたづけをする。

その後、米麹、麦麹、塩の分量をはかり、11に分けるひとたち。
「アメ」と呼ばれる大豆のゆで汁をさますひとたち。
大豆と麹を混ぜる場所をセッティングする人たち。
大豆をミンサーで
(家庭用電動式豆ひき機)
ミンチにする人たち。

誰も指示していないのが面白い。
もちろん、お互いにリーダーシップを発揮して、あーでもないこーでもないとやってはいるけど。
企画者である師匠は、道具を出して、材料の配分などが一覧表になっているだけ。
参加者と近況を話したり、味噌作り談義をしたりしている。

準備が整ったら、誰が最初に作り始めるか?一度に作れるのは2斗分、ふたり。

「誰もやらないんなら、先にやっちゃおうかなー」と師匠が作り始めると、それを見習って誰かが始める。
見よう見まねでやったり、質問したり。


有料の講習会ではない。師匠は会場と、材料の手配と企画をしてくれて費用は実費だけ。
教える人、教えられる人という関係がない。

もちろん、経験者は、請われれば教えるし、おかしなことをやっている人がいれば、それを伝える人もいる。先にやった人が先生となり、初めての人にやりかたを教えたり。

経験者が多いというのもあるけど、このような場を作るのもファシリテーターの師匠ならではだなと、そんな視点でも、味噌作りを楽しみました。


私は・・・というと、2回目ということもあり、全体を見渡しながら、全工程を覚えるべく、ひとつの作業をしたらそれだけをずっとやるのではなく、誰かが入ったら、その場を譲り渡し、別の工程を見学し、おしゃべりをし、理由のわからないところは、質問したりして、あちこち渡り歩いて人との交流と味噌作りを楽しみました。


そうだ・・
今度、専門学校の生徒も連れて行こうかな。
ああいう場作りもきっと勉強になるはず~。

【会議運営ファシリテーター養成セミナー】5月16日・17日
http://coachkaneshige.cocolog-nifty.com/_kaneshigenews/2010/03/post-b2f9.html

【日和カフェDEコーチング~コーチング・クライアント体験会~4月6日(火)】http://facilitation.naganoblog.jp/e425857.html  


会議運営ファシリテーションセミナー参加者募集中

2010年03月20日

久しぶりに公開講座を実施します。

日曜と月曜の二日間の実施なので、どうかなとも思いつつ。


会議の進行で、悩んでいる方、もっとうまくいく方法があるんじゃないかと思っている方、あなたの進行する会議のデザインを行いながら、ファシリテーター役とメンバー役を交互に体験しながら学ぶセミナーです。


【会議運営ファシリテーション・5月16日(日)17日(月)長野市内】


1)長時間の会議だったのに、何が決まったのかわからない
2)いつも特定のひとばかり発言している
3)何もしゃべらない会議参加者がいて、それに対しても誰も何も言わない
4)本来議論すべきところから論点がずれて別の話になってしまう。
5)会議の席では本音を言わず、あとで別のところでそれを言ってくる。
6)ボスが結局結論をひっくりかえす
7)声の大きい人の意見が結論になる
ほか

そんな不満を持っている方、会議改革、チーム改革への一歩を踏み出してみませんか?



日時)2010年5月16日(日) 10:00-18:30
      5月17日(月)  9:30-18:30 (2日間の通い)

会場)長野市生涯学習センター トイーゴウエスト 3階
    長野市鶴賀問御所町1271-3 電話026-223-8080

参加費) 38,000円(税込み)  テキスト代、ノートブック代含む

講師)  兼重コーチング事務所 兼重 尚子

申し込みはこちらのフォームからお申し込みください。


ちらしはこちらのページから、ダウンロードページへどうぞ。

お問い合わせは coach-kaneshige@nifty.com へ。  


日和カフェでコーチングやってます~

2010年03月20日

 kaneshige at 10:00  | Comments(0) | コーチング
昨年から実施している【日和カフェDEコーチング】ですが、毎月第一火曜日に実施しています。
次回は4月6日(火)です。

これまで、産業カウンセラー、企業にお勤めの総務の方、採用担当の方、コーチングを勉強している方、経営者の方、店長さん、管理職の方、教育に携わる方、主婦、ファイナンシャルプランナー、
さまざまな方がコーチングを体験されました。

【こんなひとにお勧めです】
コーチングを本で読んでみたけどいまひとつよくわからない。
本で学んで実践しているつもりだけど、自分のやっていることはちゃんとコーチングになっているんだろうか?
実現したい目標がある!もっと実現を加速したい!あるいは、サポートしてくれる人が欲しい!
明確に言葉にならないけど、気になっていることがある
なんとかしたいことがある。
夢があるけど、誰にも話したことがない。安心して話せる相手がいたらな・・・
このもやもやをどうにかしたい。
目標があるのだけど、やる気が出ない・・・・目標に向かって踏み出したい!

日時)4月6日(火)
18時~
19時~
20時~

各時間帯要予約で1名様づつ。

場所)ぱてぃお大門内 日和カフェ

毎回、2名から4名のコーチが、お待ちしています。
4人のメンバーのバックグラウンドや、得意とすることはさまざま。
男性2名女性2名が参画しています。

あなたのお話したいこと、取り組んでみたいことをテーマにクライアントとしてコーチングの体験をすることができます。
また、コーチングについて質問してみたいこと、研修などのご相談もOKです。

1時間ちょっとご予定してお越しください。
コーチングは40分程度。

お申し込みは coach-kaneshige@nifty.com へ

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