学生の成長と私の成長?
先日・・新潟、妙高にて専門学校の3年生前期のファシリテーション演習の最終授業。
事前に担当を決めて、最終日に適当と思われる実習を、進行、ふりかえりを学生に実施してもらう。
メンバー個人個人も自分の成長を、そしてメンバーの変化、成長を実感している様子。
「今の自分だったら、以前参加したグループでの登山実習でのハプニングのようなときに、もう少し違うかかわりができそうな気がする。」
それでも、
「ほかのグループでも、今のこの場のように、安心して意見を言うことができるんだろうか」
ちょうど良いタイミングで、そんな感想もでたので、「グループの成長」についての話をする。
自然と腑に落ちたようだ。
この場で出来た事は、ほかでも実現できるはず。この感覚を忘れずに、それぞれの道に生かして欲しい。
カリキュラムはあって、ないようなもの。
去年と今年、授業の回数は少し減り、シラバスの内容はほぼ同じではあったけど、メンバーが違うと起こることも変わり、ふりかえると全然違う授業をしたかのような感覚。
前の学年にはどちらかというと、スキル的なこととして伝わった気がするけど、この学年には、違う届き方をしたような気がする。
スキルというよりは、自分の内面に問いかけるような・・自分たちの成長を通じて、ファシリテーションを感覚的にとらえたような?
「先生」としては意図してそうしたのなら、かっこいいけど、そうでもない。
もう少し分析して、次につなげたい。
私もともに成長しよう。
3年目、慣れてきて慢心しないよう、初心で、秋からの新しい出会いに向き合おう。
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