コーチングとの出会い 1
2009年08月19日
kaneshige at 10:00 | Comments(0) | コーチング
私がコーチングにであったのは2000年の5月ころだったと思う。
会社を辞めることを宣言したのが3月末、ありがたいことに慰留していただいて、7月末の退職が決まっていた。
5月末くらいに上司から日経新聞の記事でコーチ21というコーチ養成機関の関係した「答えは相手の中にある」とかなんとかいうことが書いてある記事を見せられ、「コーチング」という言葉を知った。
その記事を見て、なんとなくぴんとくるものがあって、掲載されていた説明会に参加した。
当時私は外資系企業の社員に関わることすべて担当する総務部というところに在籍していて、研修ネタにもなるかも・・・とも思っていたような気もする。
実際説明会に参加して、参加者同士で話を聴きあったり、デモを見たりするなかで、感じたのは、「これって、いつも体験していることじゃない?」ということだった。
私は、それまでの人生で何かを決めるとき・・・覚えているのは高校生のとき位から。
まずは自分で自分に「問い」をかけていた。
会社を離れるかどうか、悩んでいたとき、
「この会社でこのまま勤め続けていたら、どうなるだろう?」
「私はこの会社で、10年後どうなっていたいんだろう?」
「管理職になりたい?」
「転職したとしたら、どんなことが待っているだろう?
「私は社会保険労務士になりたいだろうか?」(過去給与労務系事務を担当したこともあり勉強したことがある)
「私は東京で何がしたいの?」
今思えば、私が自分にしていた問いは、現在の延長線上にあることしか出てこないような限定した質問だけど、自分の気持ちを明確にするには十分機能していた。
その上で、親しい友人や、知人、信頼する先輩方に、その経緯や、思いを聞いてもらっていた。
だいたい、私の話は、結論が決まっていて「こうしたい」だから「こうする」のだという一方的な話で、あまり「どう思う?」というような「相談」ではなかった。
だから、たいてい、話を聴いた人は、「そうなんだー」ってびっくりしながらも、本当に十分興味を持って聴いてくれた。
あとは、よくわからないこととか、「こういうときはどうするの?」みたいな質問を投げてくるのだけど、たいていはすでに考慮してあるので、あっさり答えておしまい。
「十分考えてるみたいだし、もう決めてるみたいだし」考えを変えさせようというような人はいなかった気がする。
だから、聴いてもらってスッキリ!私は正しい!これでいいんだ!背中を押してもらったような気持ちで、「よし、これで行くぞ!」って決意がさらにかたまったのだった。
自分で問いをかけていると、自分の発想、視点からだけなので、実は限られた選択肢の中から決断をしている。
それに自分のことは自分でわかっているようで、実はわかっていないこともあり・・・
進路については、頭で考えすぎていた節もあり、気持ちとつながった選択をしていなかったなぁという思いも今思えばある。
友人知人に聴いてもらうときは、適当なところで、相手の話も適当聞かないと・・・若干気を使う。
だけど、他者の目で、しかも訓練されたプロから、まとを得た質問をもらったり、気を使うことなく自分について話せたら・・・・そりゃ絶対役に立つでしょう!
と、すぐに思ったのだった。
そして、私はこのコーチングを学ぶことで、今まで私の話をずっと聴いてくれていた友人知人、両親や先輩の話も、ちゃんと聴けるようになりたいなぁ。
そしたら恩返しができるなぁ・・・・
そんなことから、即決で、学ぶことを決めたのだった。
(つづく)
会社を辞めることを宣言したのが3月末、ありがたいことに慰留していただいて、7月末の退職が決まっていた。
5月末くらいに上司から日経新聞の記事でコーチ21というコーチ養成機関の関係した「答えは相手の中にある」とかなんとかいうことが書いてある記事を見せられ、「コーチング」という言葉を知った。
その記事を見て、なんとなくぴんとくるものがあって、掲載されていた説明会に参加した。
当時私は外資系企業の社員に関わることすべて担当する総務部というところに在籍していて、研修ネタにもなるかも・・・とも思っていたような気もする。
実際説明会に参加して、参加者同士で話を聴きあったり、デモを見たりするなかで、感じたのは、「これって、いつも体験していることじゃない?」ということだった。
私は、それまでの人生で何かを決めるとき・・・覚えているのは高校生のとき位から。
まずは自分で自分に「問い」をかけていた。
会社を離れるかどうか、悩んでいたとき、
「この会社でこのまま勤め続けていたら、どうなるだろう?」
「私はこの会社で、10年後どうなっていたいんだろう?」
「管理職になりたい?」
「転職したとしたら、どんなことが待っているだろう?
「私は社会保険労務士になりたいだろうか?」(過去給与労務系事務を担当したこともあり勉強したことがある)
「私は東京で何がしたいの?」
今思えば、私が自分にしていた問いは、現在の延長線上にあることしか出てこないような限定した質問だけど、自分の気持ちを明確にするには十分機能していた。
その上で、親しい友人や、知人、信頼する先輩方に、その経緯や、思いを聞いてもらっていた。
だいたい、私の話は、結論が決まっていて「こうしたい」だから「こうする」のだという一方的な話で、あまり「どう思う?」というような「相談」ではなかった。
だから、たいてい、話を聴いた人は、「そうなんだー」ってびっくりしながらも、本当に十分興味を持って聴いてくれた。
あとは、よくわからないこととか、「こういうときはどうするの?」みたいな質問を投げてくるのだけど、たいていはすでに考慮してあるので、あっさり答えておしまい。
「十分考えてるみたいだし、もう決めてるみたいだし」考えを変えさせようというような人はいなかった気がする。
だから、聴いてもらってスッキリ!私は正しい!これでいいんだ!背中を押してもらったような気持ちで、「よし、これで行くぞ!」って決意がさらにかたまったのだった。
自分で問いをかけていると、自分の発想、視点からだけなので、実は限られた選択肢の中から決断をしている。
それに自分のことは自分でわかっているようで、実はわかっていないこともあり・・・
進路については、頭で考えすぎていた節もあり、気持ちとつながった選択をしていなかったなぁという思いも今思えばある。
友人知人に聴いてもらうときは、適当なところで、相手の話も適当聞かないと・・・若干気を使う。
だけど、他者の目で、しかも訓練されたプロから、まとを得た質問をもらったり、気を使うことなく自分について話せたら・・・・そりゃ絶対役に立つでしょう!
と、すぐに思ったのだった。
そして、私はこのコーチングを学ぶことで、今まで私の話をずっと聴いてくれていた友人知人、両親や先輩の話も、ちゃんと聴けるようになりたいなぁ。
そしたら恩返しができるなぁ・・・・
そんなことから、即決で、学ぶことを決めたのだった。
(つづく)