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プロフィール
kaneshige
兼重尚子(かねしげたかこ)

人間関係ファシリテーター


ライフコーチ


米国CTI認定プロフェッショナルコーチ


ヴォイス認定ソースベーシックトレーナー


信濃町認定森林メディカルトレーナー


ネイチャーゲームリーダー


妙高アドベンチャープログラムファシリテーター


プロジェクトワイルドエジュケーター



兼重コーチング事務所代表


(株)コーチング・ラボ・ウエスト長野支部長


TEAM100 構成員


国際自然環境アウトドア専門学校非常勤講師


メール coach-kaneshige@nifty.com


チームビルディング

2009年08月06日

新任の小中学校の先生向けの研修


2泊3日のプログラムのなかで、私が担当したのは、野外で体を動かす活動。
それを通じて「つながり」をつくるのがねらい。


同期で入った新任教員として、悩みがあったときに、同じ仲間として相談しあえる仲間であってほしい・・そんな意図なのだと思う。どこの新人研修も一緒だ。


今回は3時間ほどのプログラム。
名前を覚えて、アイコンタクトをして。コミュニケーションについて考えて。
みなさんそれぞれ積極的で、発言者も多いし、感想も個別に自分の言葉で自主的に話してくれる。
コミュニケーションが制限されるようなシチュエーションでもそれぞれがそれぞれの場所で出来ることをやっていく。大きな声で取りまとめる人がいれば、耳を傾ける。
発言の少ない人や、発言をしたけど、とりあげられなかった人の様子を観察していたけれども、特に、こだわっている風でもなく、アイデアを取り込んで、次々に試していく。
次々に課題をこなしていく優秀さ。

こりゃ、もっと難しいものを設定しないとだめかな・・・と

3Mの壁のぼりを提案。

誰も怖いとかいやだという人がいない。

唯一体格のいい引率者が、ちょっと心配そうだったけど。
それぞれが、相手をいたわりながら、「こうしてほしい」「どうしたらいいの?」
わからないことは教えてといい、どうしてほしいのかを聞き、こうしてほしいという。
男女の能力の差も、上手にとりいれながらも、女性でもできることはやってみよう、やってもらおうという柔軟性もあり・・・・
どこかで男女共同参画事業の是非を語っていたひとがいたけれど、ここでも、そんなことは自然に行われていた。

全体をマネジメントするリーダーがあらわれるかと思ったら、ひとりひとりが役割のローテーションを理解し、ほかのひとに伝え、関わっていった。

もちろん、リーダーシップを発揮してくれる人は何人かいたけど、場面によって出たり引っ込んだり。

引率の先生がだいぶ口出しをしていたけど、その先生のことを良い加減で尊重しながらも、自分たちのアイデアでどんどん進めていく・・・・


とてもバランスのいい人たちだった。


きっとほかの先輩先生や保護者たちともうまくやっていけるひとたちだろう。



と心強く思う反面、なんだかちょっと物足りないような思いが、先日来あるのはなんなんだろう。

このあたりは、もう少し考えてみたい。