心を閉じさせる営業マン
自宅で。
ついうっかり、鍵をかけずにいた。
どこか遠くで人の声がしたような気がする。
誰かきたのかな?
ご近所さんの誰かが外でお話しているのかな?
と、玄関に通じる扉を開けたら・・・・
そこに人が立っていた。
もう本当に驚いてしまって。その場で固まってしまった。
家の中にあがりこんでいるわけではないのだけど。
スーツを着た若い男の人が何かを私に向かってしゃべっているんだけど、耳に入ってこない。
ようやく「どなたですか」
と口を開いた私。
すると早口でなにか言った後、「近隣のよしみで薬箱を置いてほしいんです。」
・・・・・・・
なにがなんだかわからない。
今思えば確かに近隣の町にある業者なんだろうけど、富山の薬売り方式ってこと?
知り合いでもないのに「近隣のよしみ」って間違ってるんじゃ?
「いらないです。」
相手はなんとか食い下がろうとまた何か口を開くんだけど、本当に何を言ってるんだか頭に入ってこなくて、私はかたまったままだった。
私は玄関にはいない。
私が相手の話に受け答えせず、たぶん相手の話の脈絡を無視して言ったのは
私「あの。呼び鈴、壊れてました?」
相手「いや?鳴らしてみましょうか?」
ピーんポーン・・・鳴った。
私「私びっくりしてしまって・・・怖かったです。
話耳に入らないし、気持ちがあなたをシャットアウトしちゃって・・・・・
・・・・・チャイムちゃんと鳴らして、ドア勝手にあけないほうがいいですよ・・・・・」
かたまったままの調子でようやく伝えたら、理解したのか?「はぁ、スミマセン・・・」
と扉を閉めて帰っていった。
私が速攻で鍵を閉めたのはいうまでもない。
相手に対してもそうだけど、自分自身の驚き具合と固まり具合に一番驚いている。
こんな風になる自分に出会ったのは初めて。
ついうっかり、鍵をかけずにいた。
どこか遠くで人の声がしたような気がする。
誰かきたのかな?
ご近所さんの誰かが外でお話しているのかな?
と、玄関に通じる扉を開けたら・・・・
そこに人が立っていた。
もう本当に驚いてしまって。その場で固まってしまった。
家の中にあがりこんでいるわけではないのだけど。
スーツを着た若い男の人が何かを私に向かってしゃべっているんだけど、耳に入ってこない。
ようやく「どなたですか」
と口を開いた私。
すると早口でなにか言った後、「近隣のよしみで薬箱を置いてほしいんです。」
・・・・・・・
なにがなんだかわからない。
今思えば確かに近隣の町にある業者なんだろうけど、富山の薬売り方式ってこと?
知り合いでもないのに「近隣のよしみ」って間違ってるんじゃ?
「いらないです。」
相手はなんとか食い下がろうとまた何か口を開くんだけど、本当に何を言ってるんだか頭に入ってこなくて、私はかたまったままだった。
私は玄関にはいない。
私が相手の話に受け答えせず、たぶん相手の話の脈絡を無視して言ったのは
私「あの。呼び鈴、壊れてました?」
相手「いや?鳴らしてみましょうか?」
ピーんポーン・・・鳴った。
私「私びっくりしてしまって・・・怖かったです。
話耳に入らないし、気持ちがあなたをシャットアウトしちゃって・・・・・
・・・・・チャイムちゃんと鳴らして、ドア勝手にあけないほうがいいですよ・・・・・」
かたまったままの調子でようやく伝えたら、理解したのか?「はぁ、スミマセン・・・」
と扉を閉めて帰っていった。
私が速攻で鍵を閉めたのはいうまでもない。
相手に対してもそうだけど、自分自身の驚き具合と固まり具合に一番驚いている。
こんな風になる自分に出会ったのは初めて。